この拡張機能について
このアドオンは、Firefoxのタブをツリー形式で扱う機能を提供します。

現在のタブから開かれた新しいタブは、自動的に現在のタブの「子」としてツリー構造に組み込まれます。
このようにして作られた「枝」は「親」タブに表示されている「▼」マークをクリックすると簡単に折り畳むことができますので、大量のタブがある場合でも混乱しなくて済みます。
また必要に応じて、ツリーをドラッグ&ドロップで編集することもできます。
  • こうして構築されたタブのツリーは、視覚化されたWebブラウズの履歴のように振る舞います。
    • 例えば、ある話題の検索結果を見たい時には検索結果のリンクを新しい子タブとして開いていくことになるでしょう。詳しく調べるために孫タブ・ひ孫タブを開いていくこともできます。
    • このようにどんどん情報を深掘りしていっても、閲覧履歴がツリーとして目に見える形で残されていれば、自分の現在位置を見失う事はありませんし、元の検索結果の一覧にも「ツリーの上位階層のタブ」をクリックすればすぐに戻れます。
  • 他にも、似た話題のタブを「グループ化されたタブ」として取り扱うためにもツリーを使う事ができます。

何はともあれ、このアドオンはプレーンな「ツリー」機能だけを提供します。
お好みで自由に使いこなして下さい!

小ネタ:
  • F1キーでツリー型タブのサイドバーを開閉できます。
  • サイドバーはツールバー上の「ツリー型タブ」ボタンでも開閉できます。ボタンが不要な場合はツールバーから取り除く事もできます。

権限について:

このアドオンは動作のために以下の権限を必要とします。
  • 必須:
    • ブラウザーのタブへのアクセス:アクティブなタブ以外のタブも含めて、タブの情報をUIに表示するため。
    • 最近閉じられたタブへのアクセス(セッション情報へのアクセス):タブのツリー構造、ツリーの開閉状態などの状態をセッション情報の一部として含めてFirefoxに管理させるため。
    • 通知の表示:ユーザーの操作を妨げない形で操作の案内を表示するため。
  • 任意:
    • ブックマークの読み取りと変更:タブのコンテキストメニューのブックマーク関連機能を再現するため、および、タブがブックマークから開かれた物かどうかを判別するため。
    • すべてのウェブサイトの保存されたデータへのアクセス(Webページ上でのスクリプトの実行):Ctrlキーが押されたことを検知して、Ctrl-Tab/Ctrl-Shift-Tabでのタブ切り替え中のツリー開閉を抑止するため。
    • ブラウザーのタブの表示状態の変更:自動テスト用。通常の用途では必要ありません。



ヘルパーアドオン:

TSTのサイドバーの機能を使い勝手を強化するアドオンもあります。

TSTを拡張するヘルパーアドオンのリストは他にもあります。
開発者のコメント
## 類似のプロジェクト


*Tree Tabs:
クロスブラウザで、より高機能な、高いカスタマイズ性を持つアドオン。
(ツリー型タブとの最大の違いはその設計思想です。ツリー型タブはそれ自体をシンプルにして他のアドオンと可能な限り連係して動作する事を意識しています。)
*Sidebery:
高機能なツリーアドオンのさらなる別実装。
* Tab Center Reborn:
ツリー構造を持たない縦型のタブバーを提供するアドオン。
* sidebarTabs:
タブのグループ化機能を持つ、縦型のタブバーを提供するアドオン。

他の人が作った、似たような機能を提供するFirefoxやChrome用のアドオンが他にも存在しています。TSTが使い物にならない場合はそれらを試してみるとよいかもしれません。

## 他のアドオン用の公開APIについて

ツリー型タブはアドオン制作者向けの公開APIを提供しています。あなたのアドオンがタブのコンテキストメニューに追加の項目を提供する機能を含んでいる場合、小改造でツリー型タブのコンテキストメニューにも同じメニュー項目を提供できます。
詳しくはAPIドキュメント(英語)を参照して下さい。
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