この拡張機能(Add-on)を愛しています! Rated 5 out of 5 stars

Firefox が v29 で、 Chrome 風の「UI」に激変させたが、果たして、その仕様変更は、功を奏したのでしょうか?

Windows 10 絡みで、シェアの独占化を目論んだ Microsoft は、 IE も Edge もパフォーマンス不足が露呈し、カスタマイズもできずの失望もので、自滅状態です。
Opera も中国資本が買収し Chrome もどき化路線になり、その反発から旧開発陣が独立し Vivaldi をリリースする始末で、右往左往。
にも関わらず、Firefox のシェアは右下がりのジリ貧傾向で、ライバルの Chrome に、加速度的に突き放されています。
素性の良さと高潔なコンセプトの Mozilla(Firefox) が、支持を失っていく事態は、残念でなりません。

ブラウザ戦争で煮え湯を飲まされた Netscape 社は、オープンソースプロジェクトでの Mozilla として再生し、そのユーザー本位の製品によって、ユーザーからの熱い支持を得たはずでした。

この拡張機能 「Classic Toolbar Buttons」 は、ツールバーやボタン(アイコン)を昔日の Firefox のスタイルに変換し、視認性と実用性を向上させます。昨今のスッキリとしたスタイリッシュな 「UI」 とは、対極のスタイルですが、実用性に優れています。
Firefox の v29 以降、旧来からのユーザーは、この手の(旧 Firefox の擬似仕様を再現する)拡張機能を実装するか、fork された 「Pale Moon」 に移行するかの潮流が生まれ、いまだに渦巻いています。
新規ユーザーの開拓は、大切です。しかし、既存ユーザーを蔑ろにしては、「底に穴が空いたバケツ」ではないでしょうか。しかも Firefox 57 をもって、システム変更が断行され、拡張機能(Add-on)の多数が互換不能になり、擬似仕様も不可能になる運命です。
この拡張機能もその宿命にあり、作者は、その対応を断念することを表明しています。大変、残念な事態です。

Mozilla は、そのユーザーの中核層(パワーユーザーやエキスパートユーザー)を失望させてはいけません。
アドオンバー、タブ機能、ユーザー参画型の Add-ons、などの充実したラインナップは、Mozilla(Firefox)の至宝です。
それらの至宝を切り捨てれば、Mozilla(Firefox)の魅力は失せ、ユーザー離れが決定的。
v57 が、Firefox の終末点になりかねないと危惧します。

This review is for a previous version of the add-on (1.5.5).